なんやかんや

日々の生活。

生まれた日

今日から家族が増えました。

いろんなことを記録に残したいと思いこのブログを書きます。

 

6時ごろ妻のおなかの痛みが続き陣痛が始まった。

とりあえず産婦人科に電話して、

あらかじめ準備してあった入院セットを持ち車で出発。

 

到着して、妻は着替え分娩台へ。

最初の段階で「明るいうちには生まれそうだね~」と助産師さんから言われた。

 

そこからはひたすら陣痛に耐える時間帯。

おしりと背中をぐーっと押すと少し楽になるそうなので

自分はずっとそれを頑張っていた。

結構な強さでおしり圧迫してるんだけど

「もっと押して!」って何回も言われて

心の中で「しりつぶれるぞ」って思ってた。

この時はまだ心に余裕があった。

 

点滴の注射受ける時に

意識朦朧としてるはずなのに

注射した瞬間「痛っ(地声)」って言ってるの聞いて

「しっかり痛み感じてるやん」って思ってた。

この時もまだ心に余裕があった。

 

12時過ぎぐらいに子宮口が全開になっていきみ始めた。

ここからがさらにつらそうだった。

どんなに頑張っても頭が子宮口から出ない。

途中から陣痛を強くする点滴もはじめて

よりいっそうつらそうだった。

そんな妻を見続けるのが本当につらかった。

気づいたら3時間経ってた。不安になった。

「もしかしたらどんなに頑張っても生まれないのか・・・」って

ちょっと弱気になった瞬間唐突に気分が悪くなった。

自分は気を失って倒れてしまった。

暗闇の中「ご主人!」って呼ばれてる感覚はあった。

一瞬何が起きたかわからなかったけどあぁ倒れたのかって思いながら

気を取り戻すことができた。

 

情けないと思いながら

ちょっと横になって水分とったら回復したので

再び分娩台の後ろへ。

気を失ってた3分ぐらいの間で院長先生も来てて

子宮口から頭も出てるようだった。

 

「もういきまなくていいよ!手を胸に!すーっすーっすーっと!」

 

 

 

泣き声が聞こえた瞬間涙が出た。

生まれたんだと感じた。

妻も息子も本当に頑張ってくれた。

 ありがとう。

 

生まれてから30分ほど自分は別室へ。

妻の両親、自分の両親に連絡をした。

 

それから再び分娩室へ。

元気な息子と笑顔の妻の顔を見てまた涙が出た。

「ありがとう。」って思った。

 

それからは写真を撮ったり、抱っこしたりして

1時間ぐらい3人の時間を過ごした。

 

これから大変になると思うけど

3人で過ごす時間がすごく楽しみだ。